日産 キャッシュカイ e-POWERとは
キャッシュカイ e-POWER は、日産が展開するコンパクトSUV「キャッシュカイ」に、日産独自の電動パワートレイン e-POWER を搭載したモデルです。
エンジンは発電専用で、
走行は100%モーター駆動。
つまり「EVの走り」と「ガソリン車の気軽さ」を両立した シリーズハイブリッド機構 を採用しています。
ガソリンで発電 → モーターで走る
エンジンは“動力ではなく充電器”の役割
市街地~郊外でのスムーズな加速、静粛性、扱いやすさが大きな特徴です。
主要スペック(参考:欧州仕様)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| パワートレイン | e-POWER(1.5L VCターボ + モーター) |
| 駆動方式 | FF(AWD設定も市場により展開) |
| 最高出力 | モーター:約190ps前後(市場により差) |
| 全長×全幅×全高 | 約 4,425 × 1,835 × 1,625 mm |
| 乗車定員 | 5名 |
CセグSUVとして、サイズ感は
ヤリスクロスより大きく、エクストレイルより一回り小さいバランスの良いポジションです。
e-POWERの走りが選ばれる理由
① EVのようなスムーズな加速
アクセルを踏んだ瞬間トルクが立ち上がり、ストレスのない加速を実現。
街中のストップ&ゴーが非常に快適です。
② 静かで上質な走行感
エンジンは発電用なので、走り自体はモーターが担当。
アイドリングもなく、振動が少なく、疲れにくい乗り味。
③ 燃費効率に優れ、充電不要
外部充電不要(PHEVではない)。
長距離ドライブでも「電池残量の心配」をしないで済みます。
デザイン:都会と自然に馴染む洗練SUV
キャッシュカイ e-POWER は「コンパクトでありながら力強い存在感」をデザインテーマとしています。
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シャープなLEDヘッドランプ
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日産Vモーションを新世代解釈したフロントフェイス
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流れるようなキャラクターライン
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SUVらしい張り出したフェンダー
欧州で “街に似合う SUV” と評価が高いのも納得の仕上がりです。
室内:機能性と上質感のバランス
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大型ディスプレイと直感的な操作系
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防水性と質感の両立したシート表皮
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後席・ラゲッジも余裕ある空間設計
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電動テールゲートや荷室仕切りシステムなど実用装備が充実
「使いやすさに振った上質さ」が日産CセグSUVらしいポイント。
ライバル比較
| モデル | 特徴 | キャッシュカイ e-POWERとの違い |
|---|---|---|
| トヨタ カローラクロス ハイブリッド | 低燃費・実用性 | 走りの滑らかさではキャッシュカイが優位 |
| ホンダ ZR-V e:HEV | 上質でスポーティ | 走りは互角、価格はZR-Vが上がりやすい |
| マツダ CX-30 | デザイン性と走り | 駆動フィールはモーター駆動のキャッシュカイが自然 |
「移動が快適なクルマがほしい」人にとって、キャッシュカイは 運転のしやすさと疲れにくさで強い ポジションです。
どんなユーザーにおすすめ?
| こんな人 | 理由 |
|---|---|
| 街乗り+週末ドライブが多い人 | e-POWERの滑らかな走りと静粛性が活きる |
| ガソリン車の手軽さを残したい人 | 充電不要でOK |
| 「車は相棒」で、長く付き合いたい人 | サイズと質感のバランスが良い |
まとめ
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キャッシュカイ e-POWER は EVの心地よさ × ガソリンの使いやすさ を両立したコンパクトSUV
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「乗りやすさ」「静けさ」「スムーズな加速」が魅力
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日常から週末レジャーまで扱いやすく、“ちょうど良い相棒”になれる一台
移動が、少しだけ上質になるSUV。
それがキャッシュカイ e-POWERです。
