マイクロソフトオフィスの購入で聞かれたら

  • パッケージ版単体のオフィスは、2 台までインストール出来るけど、それはあくまで同一ユーザー。ここを分かっていないお客様が多い。無償バージョンアップはない。
  • Office 365 Solo のオフィスは、年会費をずっと支払い続けなければならない。これによってずっと無償バージョンアップが続く。解約すると全てが終わる。1 台のみの使用だが、スマホ/タブレット用のオフィスの編集ができるようになる。
  • プレインストール版 Office Premium は、年会費を払わなくても、ずっと無償バージョンアップが続く。使用権が切れるのは Office 365 のクラウドサービス (OneDrive など) だけ。これが価格的には一番お得。但し、購入したパソコン 1 台のみの使用。あああ

製品情報(エディション)


価格比較を検証

各種オフィス製品は、どれが効率的なのでしょうか?文書作成、表作成、プレゼンテーションの機能ができるケースで比較します。また各製品(サービス)を 30 人で使った場合を比較してみます。但し、初期インストールやトラブル時の再インストール費は含みません。

(パッケージソフト : マイクロソフトオフィス)

これら 3 種類のアプリケーションを使うには、最低でも Office Home and Business 2013 の購入が必要です。定価で 34,800 円です。

  • 5 年間使用した場合 : @34,800 円 × 30 人 = 1,044,000 円
  • 10 年間使用した場合 : @34,800 円 × 30 人 = 1,044,000 円

(パッケージソフト : Kingsoft Office)

これら 3 種類のアプリケーションを使うには、Standard で構いません。定価で 4,980 円です。

  • 5 年間使用した場合 : @4,980 円 × 30 人 = 149,400 円
  • 10 年間使用した場合 : @4,980 円 × 30 人 = 149,400 円

(クラウドサービス : Google Apps)

これら 3 種類のアプリケーションを使うには、Google Apps for Business で構いません。定価で月額 600 円です。

  • 5 年間使用した場合 : @600 円 × 30 人  × 60 か月 = 1,080,000 円(このほかに一切の費用はかかりません。)
  • 10 年間使用した場合 : @600 円 × 30 人  × 120 か月 = 2,160,000 円(このほかに一切の費用はかかりません。)

パッケージ製品は、長期間使えば使うほどお得です。現在ではパソコンは最低でも 5 年、長くて 10 年は使うのではないでしょうか?一方、クラウドサービスは、使用する期間が長ければ長いほど、その費用の支払いは膨らみます。

パッケージ製品は、初期費用や運用中のトラブルなど追加のコストがかかりますが、ソフトウェア価格の 2 倍はかからないと思います。クラウドサービスは、そのあたりの費用の心配はありませんが、それほどメンテナンスコストがかからなければ無視できるのではないでしょうか?

パッケージ製品は、一度購入すると、機能がずっと同じです。クラウドサービスは契約期間中は次々と自動でアップデートされていきます。しかし、パッケージ製品の機能レベルは完成の域に達していますので、新しいバージョンを買う必要はないかもしれません。

クラウドサービスは、初期費用不要で、月額費用を少し払えば、即導入が可能ということで、一見よさそうにも見えますが、長期間使用することを考えると、不利になるのではないでしょうか?

最後にこれらの製品・サービスを官公庁に導入する場合、パッケージ製品であれば、仕入に伴う利益や設定手数料など地元の企業にお金が落ちますが、クラウドサービスの場合は地元には一切お金が落ちません。導入した後もパッケージ製品であれば、地元企業との付き合いが継続されますが、クラウドサービスの場合は一切の付き合いが途絶えてしまいます。これらの事も含めて導入を検討したいものです。