無線 LAN の見積りをする際に必要な質問事項をまとめました。

無線 LAN が一般的に普及してきました。それゆえ、構築依頼も増えています。無線 LAN 親機 1 台、パソコン 1 台ぐらいの設定であれば、簡単に終わりますが、最近は接続数も増えてきています。また、必ずお客様の現地で作業を行う必要があります。気軽に作業を受けるのは危険です。

接続するデバイスの種類と台数はどれくらいですか?

必ず確認するようにしましょう。具体的には次のデバイスと台数を確認します。

  • パソコン
  • スマートフォン、タブレット
  • プリンター
  • テレビ
  • ゲーム機
  • 無線子機
  • 無線中継機

プリンタ設定の注意点は?

パソコンとプリンタが 1 台ずつの場合は、それほど心配しなくてもよいのですが、パソコン 5 台、プリンタ 2 台というような構成の場合、10 台分の設定が必要となります。非常に手間がかかります。また、事前にプリンタのメーカーと型番を調査し、プリンタドライバを準備しておきましょう。

無線子機の注意点は?

初期設定時、一度パソコンと無線子機を LAN ケーブルで設定するものがあります。LAN ケーブルを準備しましょう。さらにネットワーク上から無線子機を設定する場合、機器ごとに対応した設定ソフトウェアがあります。こちらも機器に合わせて準備しましょう。

無線中継器の注意点は?

メーカーや型番ごとに設定方法が異なります。事前にウェブからマニュアルを取り寄せるなど、設定を方法を確認しておきましょう。

全てのデバイスに無線子機機能が内蔵されているか?

少し古めのノートパソコンには無線子機機能が内蔵されていません。また、デスクトップには内蔵されていません。必要に応じて無線子機端末を購入する必要があります。

無線規格の種類は?

現状、11na、11ng、11nb があります。デバイスによって規格の対応が異なります。特に無線接続の心配がなければ、11ng、11nb で統一する方が設定は簡単ですが、懇親の可能性がありますので、11na を基本として、11ng、11nb は対応デバイスのみ設定することも検討します。

既に構築済みの場合、混信や切断問題が発生しているか?

既に構築済みの環境で、無線 LAN が時々切れるなどの問題が発生しているかを確認しましょう。原因は 11gn、11bn による混信による切断か、無線機器の不具合があります。当社の経験上、B 社製の無線 LAN 親機での障害発生率はほぼ 100% です。N 社製にリプレースすることによって簡単に解決できた事例が多数あります。

親機を単純にリプレースし、作業時間と費用を抑えるには?

新しい親機の SSID、暗号化方法、暗号化キーを既存の親機と同一にします。その結果、B 社製を一般的に表している SSID が N 社製に割り当てることになりますが、それは黙認します。設定の際、一度子機の電源を切っておいてから、リプレースするのがよいでしょう。

どの程度のセキュリティレベルにするか?

無線 LAN はセキュリティを強化するほど、設定が難しくなります。初期設定は当然私達プロが行いますが、追加設定はお客様自身が行いたいケースがよくあります。以下のセキュリティレベルを考慮しましょう。

  • 無線 LAN の暗号化を WPA/WPA-PSK (AES) に設定。この設定は追加コストはないです。暗号化強度の中から選択するだけです。
  • WPA暗号化キー (PSK) に強度なキーを設定。後日お客様が設定する際は、複雑なキーでは設定が難しくなります。
  • SSID の隠ぺい設定: 後日お客様が設定する際、SSID の入力も必要になり、設定が難しくなります。
  • Mac アドレスの登録設定 : 後日お客様が設定する際、無線 LAN 側に接続したい機器の Mac アドレスを登録する必要があり、手間がかかります。また、Mac アドレスを探すことはかなり難しいでしょう。